こんにちは。
寒さも薄れ、少しづつ暖かさを感じる季節となりました。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

今日はお天気も良く、気持ちのいい朝を迎えました。最近は遠出もできず家に居る時間が多かったので、友人からオススメの癒しスポットだと聞いていた八芳園の庭園へ行こうと思い立ち、散策して参りました。
八芳園の庭園は池を中心に樹木に囲まれていて、各所に歴史を物語る日本独自の建築様式にこだわった建物や、神社や石灯篭があります。特に十三層塔は200年以上前に作られたものなのですが、関東大震災の時も全く崩れなかった事もあるせいか、凄みを感じました。

お庭に入り階段を降りて石畳みを登り歩いていくと樹齢500年以上の逸品が揃った盆栽が並んでいました!500年以上?室町時代・・・?!500年もの間、絶えず誰かが手入れをし守ってきたことを考えると、この盆栽の背景に歴史や、どれだけ沢山のドラマがあるのだろう?と、盆栽の知識がない私でも見入ってしまいました。

庭園内は、ひとけがなく私だけの貸し切り庭園、という様な雰囲気で、とても贅沢な空間でした。
池のほとりにある水亭の椅子に座り、ゆっくりと時間を過ごしました。景色を眺めながら周りを囲む樹木や自然と自分が一体となるのが感じられ、静かな空間の中、チャペルの方から流れてくる水のせせらぎと、メジロやホトトギスの囀りがとても心地よくて、体の芯からリラックスし癒されました。

出口の方には早咲きの河津桜が咲いていて、十三層塔の周りにある白梅もとても可憐なお花が枝にまだ残っていて・・・
もうすぐ訪れる春を感じます。
八芳園は名前の由来の通り、四方八方どこからみても美しい庭園でした。
これから咲く桜が満開の頃や、紅葉の季節に、また来たいと思いました(^^)
散策は色んな発見や季節の変化などを感じられて何気ないことだけれど、楽しいものですね。

気温の変化が大きい時期ですので、お風邪など召されませぬよう、くれぐれもご自愛くださいませ。

貴方様にお会いできますこと、心より楽しみにお待ちしております。